iDeCoは「老後のお金が不安な人」
ほど知るべき制度です!!
NISAについて学び、
「資産運用って意外と現実的かも」と
感じ始めた方も多いのではないでしょうか。
そこで次に知っておきたいのが
iDeCo(イデコ) です。
iDeCoはよく
「老後のための制度」「節税できる制度」
と言われますが、
- なんだか難しそう
- 60歳まで引き出せないのが不安
- NISAと何が違うの?
と感じて、後回しにされがちです。
ですが、実はiDeCoは正しく理解すれば、
将来の安心を大きく支えてくれる強力な制度 です。
この第4回では、
iDeCoの仕組み・メリット・注意点を初心者向けにわかりやすく解説します。
ぜひ、最後までお読みください🍀
1|iDeCoとは?初心者向けにシンプル解説
iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、
自分で積み立てて、自分で運用する「老後資金専用」の制度です。
国が用意した制度で、
将来の年金を「自分で準備する仕組み」と考えるとわかりやすいでしょう。
特徴は3つ💡
- 毎月決まった金額を積み立てる
- 投資信託などで運用する
- 原則60歳まで引き出せない
この「引き出せない」という点が、
メリットでもあり注意点でもあります。
2|iDeCo最大の魅力は「強力な節税効果」
iDeCoが注目される最大の理由は、
他の資産運用にはないレベルの節税効果 です。
① 掛金が全額「所得控除」になる
iDeCoで積み立てたお金は、
全額が所得控除 の対象になります。
つまり、
- 所得税
- 住民税
が毎年安くなるということ。
たとえば、年収や税率によっては、年間で数万円〜十数万円の節税になるケースも珍しくありません。
これはNISAにはない、iDeCo最大のメリットです。
② 運用益も非課税
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。
しかしiDeCo口座内での運用益は
すべて非課税。
「節税しながら、増やす」
これがiDeCoの強さです。
③ 受け取るときも税制優遇がある
60歳以降に受け取るときも、
- 退職所得控除
- 公的年金控除
といった優遇措置があります。
3|iDeCoはいくら積み立てられる?
iDeCoは、
働き方によって積立上限額が異なります。
| 職業・加入区分 | 月額上限 | 年額上限 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 自営業・フリーランス(第1号被保険者) | 68,000円 | 816,000円 | 国民年金のみ加入のため最も高い上限。運用・節税メリットが大きい。 |
| 会社員 (企業年金なし) | 23,000円 | 276,000円 | 企業年金制度がない会社員。標準的な上限。 |
| 会社員 (企業年金あり) | 20,000円 | 240,000円 | 企業型確定拠出年金がある場合。※ 合計掛金総額や企業年金の内容で変動。 |
| 公務員 (第2号被保険者) | 20,000円 | 240,000円 | 共済年金→厚生年金の扱いとなり、上限は企業DC加入者と同程度。 |
| 専業主婦・主夫 (第3号被保険者) | 23,000円 | 276,000円 | 配偶者の扶養に入る方。所得控除による節税効果は限定的。 |
※2026年2月時点・今後上限額が変わる可能性あり
上記のように職業によって上限額が決まっていますが、上限いっぱいまで積み立てる必要はありません。
月5,000円〜1万円など、
無理のない金額でも十分効果を実感できます🌟
4|iDeCoの注意点(必ず知っておくべき)
iDeCoはメリットが大きい分、注意点もしっかり理解しておく必要があります。
① 原則60歳まで引き出せない
iDeCoは途中で現金化できません。
そのため、
- 生活防衛資金
- 近い将来使う予定のお金
はiDeCoに回さないことが大切です。
② 元本割れの可能性がある
iDeCoも投資なので、選ぶ商品によっては価格が下がることもあります。
ただし
長期・積立・分散
を意識すれば、リスクは抑えられます。
③ 手数料がかかる
iDeCoは
- 口座管理手数料
- 金融機関手数料
などが発生します。
そのため
金融機関選びはとても重要 です。
5|初心者向けiDeCoの始め方【基本ステップ】
iDeCoの流れはシンプルです。
【STEP1】iDeCo対応の証券会社を選ぶ
初心者には
- SBI証券
- 楽天証券
など、低コストで商品数が多いところがおすすめ。
【STEP2】掛金を決める
iDeCoの掛け金は自分で決めることができますが、上限額までの範囲内で設定しなければなりません。
最低拠出額が5,000円と決まっています。
ご自身が払える掛け金から始めてみましょう。
【STEP3】商品を選ぶ
iDeCoで運用できる商品のタイプは、
「 元本確保型 」と「 元本変動型 」があります。
ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて
資産配分をすることが大切です。
元本確保型とは、積み立てた資産の元本が確保される商品のことです。
元本確保型の商品の場合、
あらかじめ決められた金利で運用され、満期時には元本と利息を受け取れます。
定期預金及び保険が元本確保型に該当します。
元本変動型とは、積み立てた元本が運用によって変動する商品のことです。
iDeCoで選べる商品のうち、投資信託が該当します。
投資信託とは、投資家から集めた資金をまとめて運用のプロが運用し、投資家に利益を還元する仕組みの金融商品です。
【STEP4】長期で放置する
頻繁にチェックする必要はありません。
iDeCoは「長く続ける制度」です。
6|NISAとiDeCoはどう使い分ける?
よくある疑問がこれです。
NISAとiDeCo、どっちを先にやるべき?
初心者向けの答えは、
- NISA(自由に引き出せる)
- iDeCo(老後専用・節税重視)
この順番がおすすめ。
余裕が出てきたら、
NISA+iDeCoの併用が理想的です🌟
7|iDeCoは「老後不安」を減らすための制度
iDeCoは、今すぐ大きくお金を増やすためのものではありません。
将来の不安を、今の安心に変える制度です。
- 老後資金が心配
- 年金だけで足りるか不安
- 今のうちに準備しておきたい
そう感じる人ほど、
iDeCoは強い味方になります。
おわり|iDeCoは“向いている人が使えば最強”
iDeCoは万能ではありません。
ですが、
- 長期で積み立てられる
- 老後資金を確実に作りたい
- 節税メリットを活かしたい
こうした人にとっては、
これ以上ない制度 です。
無理のない金額で、
「将来の自分を助ける貯金」
として考えてみてください。
次回の第5回では、
「資産運用 投資の種類|投資信託・株式・債券の違いと初心者の正しい選び方」
について初心者向けに解説します💡
ぜひ、次回もご覧ください🍀


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